お天気・自然現象の格言を英語で読み解く【世界のことわざ集】意味一覧
お天気・自然現象を読み解く
【英訳一覧】
Vol.1 虹を見つける
Rainbow in the morning
Sailor’s warning;
Rainbow at night
Sailor’s delight
朝の虹は
船乗りへの警告
夕方の虹は
船乗りの喜び
[意味] 朝 虹を目にしたのならば, それは雨が近づいてきている事を意味している. 嵐になるかもしれない警告である.
夕方に虹を見つけたのならば, それは明日の航海が順調なものになる事を伝えている.
太陽を背に反射しているのが虹である, もし朝方に虹を見たならば, 太陽は東側で西側に虹がある事になる. 虹がある方向には雨がある. 雨雲が存在している. 西からやがてその雨雲がやってくる.
もし夕方にその虹を見たのならば, 太陽は西に沈む寸前, 虹は東側に位置する. 雨雲が去った後は好天に見舞われる事を暗示している.だから船乗りは喜ぶのだ.
Vol.2 ロバ編
When the ass begins to bray,
Surely rain will come that day.
ロバがいななき始めたら
その日のうちに雨が降るだろう
[意味] 雨が降る前には気圧が低下する影響が出る. それは動物にとってはイライラさせたり, 活動的にさせる. ロバもそんな時はいなないたりするので, 雨が近づいてきているのを知ることができる.
天気のことわざ集/英語の知恵
Vol.3 環状の印
A ring around the sun or moon,
Means that rain will come real soon.
月や太陽に取り巻く
輪っかを見つけたなら
雨がすぐにやって来るだろう
夕立のサイン
[意味] 太陽の周りに輪ができているのは上空の水分が凍ったものが光で反射・散乱してできているもので, これは巻き雲という雲の中に含まれる氷晶の原因と言われています. この巻き雲はつねに温暖前線の近くで発生しているため, この輪っかを見つけたら前線が近づいて雨を降らせるというのが分かる仕組みになっています.
Vol.4 下り坂の雲
Mackerel skies and mares’ tails
Make tall ships carry low sails.
サバの空と雌馬の尻尾は
大型帆船の帆を下げさせる
嵐が近づいている
[意味] 高積雲や巻き雲は天気の下り坂を意味している. 大型帆船がこの雲を見れば, 帆を低くして, ハッチに当て木をして嵐に備える.
Vol.5 痛み出したら
When your joints all start to ache,
Rainy weather is at stake.
関節の節々が痛み出したら
雨の天気が近づいている
関節や古傷が痛み出すの気圧の影響!?
[意味] 低気圧が近づくと関節などが気圧の影響で圧迫されて膝などの関節に痛みを持つことがある. 人も気圧のちょっとした変化を体感する事ができる. 妙に関節が痛み出したら雨天が近づいている可能性があるのかもしれない.
Vol.6 はっきり見えたら
If the new moon holds the old moon in her lap, fair weather.
新月の黒い部分が
見えるのなら
明日は晴れるだろう
月の暗い部分がはっきり見えたら
[意味] 肉眼で月の欠けている部分さえも見ることができるのならば, それは空気が透き通っていて, 高気圧の影響を受けていることを意味する. 明日の天気は良好であると考えることができる.
Vol.7 不安定
If the clouds move against the wind,
Rain will follow.
雲が風の反対方向へ進むなら
雨も一緒にやって来るだろう
上空の上と下で風向きが違っている
[意味] 風向きと雲の動きが真逆の時は上空の空気の流れが上と下で異なっていて, そんな時は大気はとても不安定な状態になっているので, スコールや雷雨が起きやすい. 台風などの構造にも似ている. とても注意が必要である.
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